先日、シャンパーニュディナーの告知をしましたが、今回は料理とともに主役となるシャンパーニュ「ペリエ・ジュエ」についてのお話です。
ペリエ・ジュエ社は、1811年創業のシャンパーニュメゾン。以来、伝統を守りながらも革新的なシャンパーニュをつくってきました。
創業当時の1800年代のシャンパーニュは、1本に200gもの糖分を加えていたそうで、とても甘いものでした。
ペリエ・ジュエ社は、シャンパーニュを食前酒とするために、糖分の量を10分の1に減らしたものを開発し、辛口のものをつくりあげました。
その世界初のBRUT(辛口シャンパーニュ)となったのが、ペリエ・ジュエ「GRAND BRUT(グランブリュット)」です。
1902年には、フラッグシップである「BELLE EPOQUE(ベル・エポック)」のボトルに、現在も続くデザインで「希望」の花言葉を持つアネモネが登場。
この時代は、アール・ヌーヴォーという花や植物などの自然をモチーフにした芸術運動が起こっていました。
アネモネのボトルは、アール・ヌーヴォーの代表的な人物であるエミール・ガレがデザインしたものです。
ペリエ・ジュエには、視覚的な美と美食を融合させた「ビューティング」=料理とシャンパーニュがハーモニーを奏でる芸術作品になるという考えがあり、それを体現しています。
BELLE EPOQUEは、まさにフルール・ド・シャンパーニュ(シャンパーニュの華)の呼び名にふさわしいシャンパーニュです。
GRAND BRUT、BELLE EPOQUEのほかには、ロゼシャンパーニュで「BLASON ROSE」があります。
「勲章」の意味を持つBLASONシリーズは、BELLE EPOQUE以前に存在していたシリーズですが、今ではロゼのみが残っています。
シャンパーニュディナーでは、今回ご紹介した3種で、料理とシャンパーニュのマリアージュをお楽しみいただきます。
16席限定ですので、お早めにご予約ください。
なお、ご予約はお電話のみでの受付とさせていただきます。
092-413-5301 メルヴェイユ博多 藤井まで
ご連絡お待ちしております。